効率的に貯金するなら「給与天引き」がイイ?

効率的に貯金するなら「給与天引き」がイイ?

貯金をしたいと思っていてもできない人が沢山いる

お金がどれだけあっても困ることはありません。
長引く不況や雇用状態の悪化、年金問題とお金にまつわる不安はたくさん山積みであるために、たくさんの人が日々貯金をしておきたいと思っているものです。

しかし、現実的には一人暮らしの人や子育て中の人、どのような立場の人を取っても生活をすることで精一杯で思うように貯金をできないと思っている人もたくさんいます。
日々の生活の中で、うまく節約をしながら貯金をしていくことが万が一の時のために重要となります。
そこで、ここでは上手に貯金をするためのコツとして給与の天引きを利用する方法を紹介していきます。

貯金が上手な人は先取り貯金をしている

毎月の生活の中で、節約をして抑えられた出費で貯金をしようと考える人はとても多いです。
しかし、多くの人が手元にあるお金はどうしても使ってしまうものです。
そのため、生活をする中で貯金をするお金までを用意することができないということも多くあり、思うように貯金ができないことも多くあります。

そこで、上手に貯金ができている人の貯金方法が先取り貯金です。
給与を受け取ったらすぐに貯金をするようにして手元にお金を置いておかないようにします。
このように先に貯金するお金を確保することによって、貯金をしやすくすることができるのです。

給与天引きを活用する貯蓄

このような先取り貯金をするための方法として、オススメなのが財形貯蓄です。
財形貯蓄というのは給与が振り込まれるときに、自分の預金口座にお金が入ることなく給与から強制的に天引きされて貯金がされるというシステムです。
そして、財形貯蓄にはいくつかの種類があります。

まずは財形住宅貯蓄です。
これは住宅取得であったりリフォーム資金を貯めたりするのが目的となっており、55歳未満の就労者が対象となって居ます。
積立期間は5年で、もしも条件を満たす物件が見つかれば解約をすることも可能です。

次に財形年金貯蓄です。
これは老後の生活資金の準備が目的で55歳未満の勤労者が対象となって居ます。
積立期間は5年以上で60歳以降5年以上かけて年金として受け取ることが可能です。

最後に一般財形貯蓄があります。
これは特に使用目的や年齢制限といった決まりがありません。
積立期間は3年以上で払い出しは1年以内には不可能となって居ます。

どの財形貯蓄であっても、預貯金や公社債、投資信託、生命保険や損害保険といったものと運用が可能ですし、勤務先の会社が契約している金融機関に預けることになって居ます。
勤務先で財形貯蓄制度がない場合には、口座振替を用いて同じように先取り貯金をするということも可能です。