万が一の場合
自分が扶養を行っている立場の場合、万が一のことが起こると気になるのは残された家族がどうなるのか、ということです。
例えば他の人もいざとなれば仕事をして稼ぐことができるというのであれば、問題はそこまで大きくはありません。
また、最近ならば共働きという家庭も多いため、やはり問題は小さくて済むという場合もあります。
ただ、そういったことが望めない場合、自分の収入が途絶えてしまうと残される家族が困窮してしまうということが考えられます。
そんな時に利用することができる保険の種類の一つとして「収入保障保険」というものがあります。
これはもし自分が無くなってしまった場合に、「毎月」保険金が振り込まれるようになるという仕組みの保険です。
生命保険などと違っているのは「一括」で振り込まれないという点で、決まった金額が振り込まれ続けることになるため、これまでとあまり変わらないような感覚で生活をしやすくなるというメリットがあります。
貰えることになる金額については事前にきまっているものであるため、満期までの時間が短くなるほど最終的に支払われることになる金額は少なくなります。
どんなメリットがある?
それでは、収入保障保険に加入することによるメリットとしてはどのようなものがあるのでしょうか。
少しずつ貰えるお金の総額が減っていくことになるシステムであることを考えると、一見するとデメリットが大きい保険のように見えます。
しかし、収入保障保険はその代わりに保険料が比較的安めに設定されているため、加入しやすいというメリットがあります。
また、一括で大きなお金が振り込まれるわけではなく、分けて振り込まれるようになる仕組みから、一気にお金を使い果たしてしまってその後困る、というようなことが起こりにくいのも魅力の一つです。
保障額については、家庭によって必要となる金額に違いがあります。
子供が何人いるのか、どの程度の教育を行うのか、普段の生活費としてどれくらいが必要であるのか、など様々なことを加味して検討しましょう。